タネのたね

30代メカエンジニア。ファッションと育児・家事の隙間ブログ。

機械設計から異動。働かないおじさん、ついに放出される。

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設計の50代係長。

うすうす感じてはいましたが「働かないおじさん」である。
しかも働かないと言うよりは完全に寝るタイプ。
見える位置に課長や部長がいてもお構いなし。
なんと図太い神経。
これ位の気持ちで望めば人生楽になるのだろうか。
 
ちなみに以前は上司が寄ってきては、声を掛けたり肩をたたいたり。
何とか起こしていたのに、もう誰も起こしません。
もはや飛ばすタイミングを見計らっているようだ。
 
実はある時期、僕の図面やら資料のチェックをしてもらっていました。
当時から寝ていたのですが、当然進まないので資料の山に埋もれていく。
意味もなく話しかけ、それとなく起こしていたが、起こしたところで寝ぼけている。
図面にはマーカーを引きずった跡があるし、サインだけして中身はろくに見てなかったと思う。
幸いにも、当時の開発品はバンバン量産中だが、今の所のトラブルは出ていない。
自分の設計ながらトラブルが出る前に量産終了して欲しいと願う。
 
そんなある日、上司はついに放出する決断をしたようです。
表向きは他部署からの応援要請があり
「1番知識があり適している」
とのことだが、真意はどうだろ。
毎日寝ている事は間違いなく影響しているだろう。
 
ところで働かない人は異動すれば働くのか。
にも似たような事があった。
ほぼ毎日居眠りしていた後輩は、ある時そこそこ忙しい部署へ異動となったが、たまに見かけると案の定寝ていた。
「あぁ、やっぱりな。」
これが答えだ。
忙しい所でも寝るやつは寝るし、バリバリ働く様になることも無い。
彼もまた生粋の働かない人間なんだ。
 
できれば僕も働きたくない。
どうすれば働かない人になれるのか。
異動した二人に共通することは、
怒られても気にしない。
「なんでこんなに時間がかかってんだ!」
「また間違ってるじゃないか!」
僕にはこんな言葉を浴び続けるのは無理だ。
 
それに異動されられる先が今よりキツイかもしれない。
そう考えると、やはり僕は働かないおじさんにはなれなそうだ。
そこそこ働いて、そこそこに手を抜く。
それが僕には合っている。
さて、明日も働くか。

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